FL Studioでサイドチェインを設定する方法
いちFLユーザーのきくよ(@kikuyo_q29)です。
サイドチェイン付きのコンプレッサーを購入したけれど設定が出来ない!
Fruity Limiter(FL純正プラグイン)なら簡単にできるのに……
と過去に困った経験があるので、設定方法をまとめました。
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【M3 2016秋】新譜情報
どうも、きくよです。
今週末はM3ですね……またもギリギリのタイミングで告知記事です。
M3 2016秋
スペース :第二展示場2F ク -18y
サークル名:youen seirei
新譜 "path"
6曲 / ¥800
1. faint light
2. ephemera
3. SatisFied
4. slight sight
5. morphorium
6. cobalt night
compose:Q29
illust:ひゃらー(五目神社)@yutakamagika (Twitter)
以下、スペースの地図です。ク-18y(机の真ん中の席)におります。
今回は、ダウナーな曲とミドルテンポのテクノ・サイケトランスでまとめました。
ジャンルを意識せず、好きな雰囲気の曲を作りたい! という思いで作曲しました。
気に入ってくれると嬉しいですね― (*´ω`*)
では当日、会場でお会いできれば!
追記:旧譜も少しだけ持っていきます
-- by きくよ@Q29
【M3 2016秋】新譜"path"のクロスフェードデモです。
— きくよ@M3_二展2Fク-18y (@kikuyo_q29) October 16, 2016
10/30、東京流通センター(TRC)
【第二展示場2F ク -18y】youen seirei にてお待ちしております
(((((((((っ・ω・)っhttps://t.co/gyDCwXLbyA pic.twitter.com/7tP4VpzOwv
【Arduino】スピーカーを接続して音を出してみた
Arduinoを始めました。
んで。私の目標はシンセを作ることなので、まずは音を出してみたい。
LEDに電圧をかければ光る。
じゃ、スピーカーから音を出すには?
電圧を高速でON, OFFさせればいいのですよ!
電圧がかかる
→スピーカー内のコイルで電磁誘導が起きる
→永久磁石との間に力が働いて振動する
→音波になる
いける!
スピーカーから音を出そう ~原理に則して編~
スピーカーに周期的に電圧をかけてやった結果がこちら。
音が出てる。やったね!
単純なON, OFFなので矩形波になります。
ON, OFFを一定周期で繰り返し、ノブを回すと周期が変わるようにしてあり、結果として音程が変わります。
スケッチ(プログラム)は一番下に置いておきます。
配線図は……配線図を描くソフトFritzingに慣れたら載せますww
arduinoでシンセを作ろう。
— きくよ@M3_二展2Fク-18y (@kikuyo_q29) August 17, 2016
スピーカー悪いせいか、音が汚い…… pic.twitter.com/iGUwnwvcmH
220Hz~880Hzの範囲で変化するように組んであります。
が、処理にかかる時間を考えていないので、発音される音の波長は処理時間分、長くなってるはずです。だから音程はずれているでしょう。
あと、とても音が汚いですね……高音が耳に刺さります。
スピーカーと出力波形のどちらかが原因だと考えられますが、どっちかというと波形かなぁ。完全な矩形波になるほど、高音成分が増えていくはずなので。
この方法で音を出しても問題が多いことが分かりました。
音を出す用に調整された"Mozziライブラリ"とかを使えば、解決するかもしれません。
以下スケッチ。動画と違い、スイッチを押したときだけ音が出るように変わってます。
実はArduinoにはtone関数って便利なやつがあって、それを使えば周波数を入力するだけで同じようなことやってくれるんですが……まあプログラミングの練習ですよ、練習。
【Arduino】"Arduino"という手軽に開発できるマイコンを買いました
少し前の話になりますが、Arduinoという初心者でも扱いやすいマイコンボード(マイクロコンピューターボード)を購入しました。
Arduino(アルデュイーノ)って?
C言語ライクな簡単なプログラミングでガジェットが作れるらしい。
しかも安い。コンパイラという、プログラムの書き込みに必要なやつも無料。
プロトタイピングという、試作機を素早く作りたくて開発されたものだとか。[要出典]
IoT(Internet Of Things)といって、あらゆるデバイスをネットワークに繋ぐという構想があるらしいんですが、それを個人レベルで簡単に実現できるデバイスの1つがArduinoだそうです。嘘言ってたらごめんね。だから詳しいことはググってね。
最近話題の『Arduino』とは一体何なの?何ができるの?まとめ | IDEA HACK
紅白でPurfumeが演出に使ってたとか何とか。
Arduinoでお手軽電子工作:LEDを光らせてみる | Device Plus - デバプラ
もともと電子工作には興味があったんですが、私がArduinoに手を出した最大の理由は、シンセサイザーやMIDIコントローラーが自作できるというところ。
自分の手で、デジタル制御されたシンセサイザーが作れるのです!
こんなの作りたいね
……まあ、始めっから好き勝手には開発できないので、こんなのをパク……パクろうと思います。
このYMZ294というファミコンのような音源ICで音を出してます。さらにこれにMIDI INを付けたり、ディスプレイを付けたりしたいなー。
Arduino+YMZ294でPSGデチューンしてうにょんうにょん | A Day in The BAKA's Life
こちらは5つの可変抵抗(ノブといえば分かりやすいかも)でアナログっぽい音を合成する"Auduino"(オーデュイーノ)です。簡単だね!
【武蔵野電波のプロトタイパーズ】第6回「シンプルなのに出音がすごいシンセサイザ - Auduino入門」 - PC Watch
他にも、スピーカー付けるだけでいい音が出せる(FMとかもできる!)Mozzi、別のコンピュータで音響処理用のプログラムPureDataを動かしてArduinoはインターフェイスとして使う、などの方法もあるらしいです。そのうちやってみたい。
Mozzi.ws | Yoshihito NAKANISHI
Puredata 初歩の初歩: Studio Gyokimae
今回はここまで!
次はスピーカーから音を出した記事を書きます。
EVOKE セルフライナーノーツ
セルフライナーノーツ
この度は当サークルに興味を持って頂き、ありがとうございます。
Q29です。
セルフライナーノーツと称してダラダラと裏話を書いていきます。自分が話したいだけですがw 参考にした曲が多数出てきますが、どれも良い曲なのでぜひ一度聴いてもらいたいです(時間あるときにYouTubeの動画を埋め込んどきます)。このCDを手にとった人は、きっと私と趣味が似ているので、気に入ると思いますよ。
※文中は全て敬称略です。
1. radical prayer
本編の一曲目はどうしようかと悩んだ末、テンポが早くて後ろには入れ辛いこの曲にしました。
なにやらHitec Dark Psytranceというジャンルがあるらしい → 格好いい、じゃあ作ろう、という安直な動機。テンポの早いトランスはBEMANIの諸氏の他に、ネットで曲を公開しておられるSHIKI、snowmoonの曲が好きで、憧れもありました。
Hitecっぽさ控えめで、通常のPsytranceに近い感じ? 普通のPsyのイメージは、有名どころでいうとHallucinogenとかAstral Projectionとか、私の最近の推しでいうとDigicultとか。
曲名について。祈りっていいですよね。精神集中・静謐・願いなどが連想されますが、穏やかさの欠片もない曲なので、radicalを付けました。なんだか狂信的。
全力は出しましたが、上手くやれなかった箇所がちらほらあるので、再挑戦をしたいですね。次回の課題です。
2. the call
psychedelic chill(out)、略してpsychill。psychillは、過去にdrag downという曲を作りましたが、それが自分の中で好評だったので再びこのジャンルを作りました。このジャンルを知ったきっかけ、Distant System - Astral Map Errorの影響大。
曲名はCall of Cthulhuから。やったことありませんが。callだけだと電話っぽいので、定冠詞付き。ある特定の呼び声。文法的には正しいのだろうか。
3.water powder
エレクトロニカ・IDM。agraph - flatやMr. Projectile - Impregnator、Quench - Chargeが大好きで、あのような細かいリズムと美しいシンセプラック・シンセパッドの曲を作りたかったのです。もっと分解したりエフェクトかけたりしても良かったけど、シンプルにすることを選びました。
曲名は後半部の雰囲気から。水の球が浮遊しているイメージ。
4. iki (息)
DnB。本当か? Alaska - Celciusをイメージしています。細かいジャンル分けだとIDBというそうな。AphexTwinやsquarepusherの影響のほうが大きいかも。
曲名は、冬の朝焼けの中で吐いた息が印象に残っていたので、そこから。ジャケットのほうで4, 5曲目がローマ字表記になっているのは、日本語フォントを選ぶのが面倒だったからです。ま、表記はどっちでもいいんだけど。
5. Itosugi (イトスギ)
エレクトロニカ。リラクゼーションではなく、酩酊感や高揚感押し。以前から同じ雰囲気の曲を作っていて、自分の中でシリーズ化しています。後述のfIlmもその一曲です。実は初めての三拍子曲かもしれない。rei harakami - lustとかAcidman - water roomから多大な影響を受けています。
イトスギといえばゴッホ。『星月夜』や『糸杉』が好きなので、それを曲に反映させました。花言葉も曲に込めました。
6. drag down
2曲目で書いた、リマスタリングしたpsychill。旧版は無料公開されていますが、色々と不出来な箇所があったのでマスタリングをやり直しました。まだまだ未熟ですが……。むーん。
お気に入りの曲で、初めて私を知った人にも聴いてもらいたかったのでCDに収録しました。
曲名はMagic The Gatheringの「内にいる獣」のフレイバーテキストから(“Kill the weak so they can’t drag the strong down to their level.”)。イラストも好き。
曲のメインモチーフは星雲の天体写真。天体写真の雄大さと極彩色がけっこう好き。良くない?
7. fIlm
エレクトロニカ。Acidman - 廻る、巡る、その核へ をオマージュした曲。生きること。いつか消えること。でも、今生きている。そんな曲です。
人は皆、薄い膜(film)を通して世界を見ている……ということがテーマになっています。人の考え・判断には、思い込み・先入観・偏見など、必ずフィルターやバイアスがかかります。目に見えるものですら同様です。だから、何物も『在るがまま』を捉えることは出来ないと言えます。そう意識していれば、なにか良いことあるかも。
最後に
だらーっと書いたライナーノーツですが、なんとジャケットに換算すると8P分。長いよ。
曲を気に入って頂けたなら幸いです。応援してくれるならもっと嬉しい。あ、感想もありがたいです。「大したこと書けないし……」なんて思わなくて大丈夫! 「聴いたよ!」だけでもコロンビアします。
次はたぶん来年秋、もっといいもの作る気です。
活動報告はTwitter(きくよ[Q29]@M3秋 M-09y (@kikuyo_q29) | Twitter)がメイン。
時々、サウンドクラウドやYouTubeなどに無料曲を上げてます。月1を目処にしたいけれど、だいたい守れてないので目安程度に。
では、また会いましょう。(`・ω・´)ノシ
読んでいただき、ありがとうございました。
Q29