3日目 - 聴いて落ち着くアンビエント
今日は心身が全体的に不調でした……。この数日間、ブログをしたり100日チャレンジしたりと活動量がいきなり増えたので、体がついて行かなかったのでしょう……。
健康が一番大事ですね。健康なときには気づきませんが。
→100日チャレンジってなに?
制作時間がかからない曲を作る戦略
それでも、曲はちゃんと作りましたよ! 無理はしてないです、はい。今日は工夫すべき点を少なくして、制作時間が短くなるようにしました。
しなかったことは、「音作り」と「展開を考えること」の2点です。
まず「音作り」ですが、今までは主にシンセサイザーを使い、自分でパラメーターをいじっていました。すると、納得いく音が出せるまで調整を繰り返してしまいます。この「音作り」という手順で多くの時間を使っているのではないか、と考えました。
そのため、今日はピアノ音源とシンセサイザーのプリセットだけを使って、「音作り」をしませんでした。ピアノ音源とはそのままの意味で、PC上で動く電子ピアノみたいなものです。プリセットは、前もって作っておいた「これならヴァイオリンっぽい音が出るぞ!」という設定のことです。
欲しい音を作る手順を省略して、既成の音を利用することで、スムーズに曲作りを進めることが出来ました。
次に「展開を考えること」です。
こう書くと、展開が無いなんてつまらない! 怠慢だ! と思われるでしょう。しかし、曲を聞いて見てください。私が作ったのは、そもそも展開を必要としないジャンルの曲なのです。
今回はアンビエント、いわゆる「環境音楽」と呼ばれるジャンルの曲です。環境音楽というと、鳥のさえずりやバケツを叩く音で作った曲を思い浮かべる方もいるかもしれません。アンビエントはそれに限らず、空気のような音楽も意味します。アンビエントミュージックという言葉を初めて使った人、ブライアン・イーノの曲をYoutubeから。
小難しい話を抜きに言いましょう。聴いて落ち着く曲、かぶりついて聴かなくていい曲です。
何も考えなくていいわけではありませんが、昨日までの曲と比べてもさらにシンプルになっています。それでも曲として成立しています。音階を持つ音、テンポやリズムといった必要最低限のものはあるからです。
というわけで、「音作り」と「展開を考えること」を省いて短い時間で曲を作ることが出来ました。
確かに、盛り上がりを綿密に考えてある曲を聴くと興奮しますが、それだけが音楽とはいえないのです。そして、時間をかけることが偉いわけではないのです。時間をかけない=劣るとも限らないのです。芸術だけでなく、仕事でもいえることだと思います。
お、なんかいい話っぽなってきた。だけれど、ここで終わります。このページで語ることでもないですし、なにより、これをまとめようと思ったら、きっと夜が明けても終わらないと思うので。
明日は早く起きなきゃいけないのにこんな時間だよ!(深夜1時)
今すぐ寝よう。おやすみなさい。